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ビリー・ホリデイその1

もしも20世紀最大の国際的影響力を持った文化国がアメリカとするなら、最高の男性歌手はフランク・シナトラ(1915-1998),最高の女性歌手はビリー・ホリデイ(1915-1959)だろう。かたやイタリア系白人、かたやアフリカ系黒人として生まれ、それまでのポピュラー音楽を総合し、事実上この二人のレパートリーがそのままスタンダード曲として定着することでジャズのみならず20世紀後半のポピュラー音楽全体の方...

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アル中病棟入院記84

・3月26日(金)曇り、にわか雨、にわか晴れ、曇り...

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ビリー・ホリデイその2

簡単にビリー・ホリデイの全録音歴を述べると、1933年~44年はCBSコロンビア傘下のジャズ専門レーベルに所属。前回と今回がその時期で、CD10枚組の完全版「レディ・デイ」と2枚組ベストで聴ける。コロンビア時代末はフリー契約でコモドア社に39年・44年に録音し、それが伝説的アルバム「奇妙な果実」になる。44年~50年は円熟期に相応しく、デッカ社の2枚組CD「コンプリート・デッカ・レコーディングス」に...

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こんにちは新嘗祭

建国記念日ったって戦前は「新嘗祭」だったんですよね、皇紀2600年とか言っていた時代の。出典はたしか「古事記」(「日本書記」ではなく)だから、世界の大半の国のように建国宣言や独立宣言があるわけではなくて、ただの言い伝えにすぎません。万世一系の天皇家の承認がこの日付だった、という伝説です。伝説を記念行事にするのはどこの国でもありますが、「建国記念日」というのは通常伝説を起源にはしない。他国に対する明確...

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階段から転落後

階段から転落した後遺症で今日も腰痛がまだひどかったせいか、天候が良いからつい洗濯物して激しく後悔(腰痛時には避けるべき)、少し駅前一周の買い物しただけでも疲労がひどく、底冷えするので日没間もなく早めの夕食とったら体が少しは暖まり、同時に眠気がどーっと来て寝てました。いつもの更新はこれからでは無理なので言い訳の文章でも載せようと思います。それがこれです。前日夕方アップのあの記事は、ウィキペディアで「風...

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アル中病棟入院記85

・3月26日(金)曇り、にわか雨、にわか晴れ、曇り...

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ビリー・ホリデイその3

ビリー・ホリデイがコロンビア在籍末期の39年と44年にジャズ史上初のインディーズ・レーベルであるコモドア社に平行して録音した16曲は後に伝説的アルバム「奇妙な果実」にまとめられた。すでにスターダムにあった彼女がインディーズに録音した動機は幾つも考えられるが、最初の4曲が録音された39年4月20日は『奇妙な果実』のためのセッションだったと言ってよい。この新曲はメジャーでは制作不可能な問題作だった。それ...

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前座

ヴァレンタインの前座チョコとして不二家ハートチョコレートをいただいた。五つ星ならぬ五つハートでございます(笑)。これが前座なら、メインは何を贈られるやら恐縮している。ハートチョコ一箱だったりして(笑)。

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けものみち

けものみち、といって現代詩の読者なら誰もが思い出す、ということはたいがいの人は全然知らない詩にこんなのがある。タイトルからしてそのものずばり。『けものみち』鳥見迅彦けものどもはおれの死体のにおいをかぎシャツの端をくわえてひきさきあばらのあたりにぐさりと爪をかけるだろう黒い鳥がおりてきておれの目玉をついばむだろう虫けらたちもやってきておれの足のうらをかけあがるだろう引返さなければいけない引返さなければ...

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アル中病棟入院記89

・3月27日(土)晴れ...

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ビリー・ホリデイ7

レコード業界では極めて珍しい例と思われるが、至宝たるビリーを大手レコード社のデッカに仲介したのはインディーズのコモドア社社長本人だった。ビリーのデッカ第一弾シングルは彼女のために提供された新曲で、黒人女性ジャズ歌手としては初めて弦楽奏団を伴奏にしたバラードだった。この曲はたちまちスタンダードの地位を獲得した。 [Billie Holiday-Lover...

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閉店。

このブログのことじゃありませんよ。画像の通りで、雪の影響で食材切れとのことで駅前の中華料理チェーン店が閉まってしまいました。神奈川県中部の私鉄沿線の小さな各駅停車駅前です。気軽に入れる感じの、値段も大衆食堂相応の店というと目につくのはここになるんだけど、なんというか大学の学食並みなんだよな。麺類はまだしもだけどチャーハンに刻み焼豚でもなく(標準だと思う。昔つきあってた女の子の行ってた高田馬場のW大学...

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アル中病棟入院記90

・3月27日(土)晴れ...

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ビリー・ホリデイ8

2008年9月9日に亡くなられた大和明氏(享年72歳)は高校教諭を生業とされながら世界的なレスター・ヤングとビリー・ホリデイ、チャーリー・パーカー研究の第一人者であり、安楽椅子探偵のごとくあらゆる現存資料を蒐集・照合して精確なデータを割り出す手腕は多くの後進や愛好家に学恩を授けてくださった。評論と称して感想文や広告文を垂れ流すあまたの音楽評論家とは一線を画す、真の音楽批評家だった。氏によるビリーの全...

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フライドチキン!

フライドチキンなんて年に一度か二度食べたら良い方だ。スーパーの試食を入れればもう少し増える。フライドチキンはうまい。揚げ物は一人暮しでは手間だけかかるから自分では作らないので、なおさらおいしく感じるのかもしれない。コンビニのカード会員メールで貯まったポイントでフライドチキンがもらえるのを知り、いちばん近所の店にもらいに出かけた。ポイントを割引に換金した場合は1P=1円なので、180円の商品を80ポイ...

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正興軒vs.こーちゃん

画像の通りだ。以前この、まるで営業中とは思えない中華料理店はスリーパー、つまり潜伏スパイのアジトの隠れ蓑なんじゃないかとか(客が出入りしている様子がまるでない)、そしてひょうきんなじいさんがカウンター5席テーブル2席でやってる趣味だか税金対策かのヤキトリ屋が向かいにあるが、ここが急に休んで延々シャッターが閉まりっぱなしの時があるのだ。これは裏で何かやばいことになっているのではないだろうか、とじいさん...

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アル中病棟入院記91

・3月27日(土)晴れ...

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ビリー・ホリデイ9

「奇妙な果実~ビリー・ホリデイ自伝」巻末の故・大和明氏による評伝は今なおもっとも簡潔で要を得たビリーについての日本語文献であり、急逝三年前の56年に原書が刊行されたビリー公認のロング・インタビューである本文と併せて必読かつビリー入門にも最適の一冊といえる。翻訳は故・油井正一氏と大橋巨泉氏の共訳で57年に「黒い肌」というタイトルで日本語訳の初版が刊行された。前回に紹介した47年2月録音の後、ついにビリ...

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アル中病棟入院記92

・3月27日(土)晴れ...

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ビリー・ホリデイ10

47年5月~48年3月の投獄は15歳でデビューしたビリーには18年目の大きな挫折となった。大和明氏はそれまでのビリーの楽歴を成長期・完成期・全盛期・円熟期とし、急逝までの12年間を不安定期・衰退期・挽回期とする。デッカへの最終録音の49年10月19日収録の全6曲(最後の2曲は合唱団入り)はゴードン・ジェンキンスの管弦楽団を従え、不安定中の絶唱というべき訴求力がある。特に『ゴッド~』はビリー自作曲で最...

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