Amon Duul-Disaster(West Germany,1971[rec.late 1968]/Full Album)
https://www.youtube.com/watch?v=EE-JfhWMgSM&feature=youtube_gdata_player
1.Drum Things/2.Asynchron/3.Yea Yea Yea/4.Broken/5.Somnium/6.Frequency/7.Autonomes/8.Chaoticolour/9.Expressionidiom/10.Altitude/11.Impropulsion
Peter Leopold-Ulrich Leopold-Rainer Bauer-Ella Bauer-Uschi Obermaier-Helge Filanda-Angelica Filanda
分家のアモン・デュールIIも本家に較べればミュージシャンで、80年までに約15枚のアルバムを出している。だがヒッピー体質はこちらも同じで人事異動がやたらと多く、80年代にはインディーズ・レーベルからアモン・デュールを名乗って新作を出す等混乱を招いた。そして84年にジャズからシャンソン、ディスコまで何でもあれの廉価盤LP二枚組ベスト・アルバムのシリーズにアモン・デュールがなぜか登場、『エクスペリメンテ』というそのアルバムは曲目はすべて『スペシャル・トラック・エクスペリエンス』で、No.1~No.24と番号がふられているだけ、しかもベスト・アルバムでもなければアモン・デュールIIでもなく、『崩壊』や『ディザスター』ともかぶらない、正真正銘の未発表アモン・デュール音源だった。二枚組11曲だった『ディザスター』や、一枚物ながら11曲それぞれに編集加工してあった『崩壊』よりも、二枚組24曲の『エクスペリメンテ』はさらに断片性が高い。曲名すらつけられないのもこれでは仕方なく、音楽作品でもないだろう。メンバー・クレジット始めデータ類は一切記載がない。非音楽集団アモン・デュールの本当に最後の搾り滓というところに価値がある。それによく聴けば、雑に聴いてもこういうロックはポスト・パンク時代までは正当に理解されなかった。これでも一応、構成に工夫した発掘編集盤なのがNo.24でわかる。これはアモン・デュールIIの『地獄』A1"Soap Shop Rock"パート1."Burning Sisters"の原型だろう。それで喜ぶ人が3000人くらいはいるらしいし。
Amon Duul-Experimente(West Germany,1984[rec.late 1968]/Full Album)
https://www.youtube.com/watch?v=5hlRhg401IA&feature=youtube_gdata_player
1.Special Track Experience No.1/~/24.Special Track Experience No.24