ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ(C.ポーター'42)[後]

トリスターノ派といえば難解不人気ジャズの代名詞だが、たとえば次の曲は「ユード・ビー・ソー・ナイス～」をすべてメジャー・コードに置き替えたもの。
[Lennie Tristano Trio-Blue Boy]47.3.23(画像4)
http://m.youtube.com/watch?v=fyFKrC7a90Q

また次はコード進行を流用して対位法的テーマを乗せたものになる。
[Lee Konitz Quintet-Friend Lee]96.4.1(画像5)
http://m.youtube.com/watch?v=BCiFwRYyGPM

ストレートな吹奏でもあくまでもクール。
[Lee Konitz Trio-You'd Be So Nice To Come Home To]53.9.17(画像6)
http://m.youtube.com/watch?v=HXspqtv1D98

クールに分類される人でもニュアンスの違いを感じさせるのは、
[Stan Getz Quartet-same]live,89.6.29(画像1)
http://m.youtube.com/watch?v=apM8g-f9LHM

この曲はセシル・テイラーもデビュー作でバドを意識したソロ・ピアノ演奏を残している。次はジャニス・ジョプリンの『サマータイム』アレンジの原型か。
[Nina Simone-same]live,60.6.30(画像2)
http://m.youtube.com/watch?v=4PoOogFFmJ8

ヘレン版は白人女性歌手の雛型になったと判るのが、
[Jo Stafford-same]60.7.15(画像3)
http://m.youtube.com/watch?v=6HVpPouY8j4

[Anita O'Day-same]TV,63.12.30(画像7)
http://m.youtube.com/watch?v=ewJ8jNnywS0

最後に事故死一年前のステージより。CD2枚組(画像9)には未収録の演奏。
[Chet Baker Quartet-same]live,87.6.14(画像8)
http://m.youtube.com/watch?v=nB1Lr6HBbu0