なぜこの金額かと言うと、妻は保健所に離婚相談に行き警察に紹介されて、刑事の教唆で家庭内暴力事件として立件すれば強制隔離できる、それでもいいです、では所持金が50万円未満になるように、取り調べ時所持金が50万円以上あると弁護人を呼べる、50万円に満たないと立件されるまで国選弁護人もつかない。そこで離婚調停中別居していたウィークリーマンションに訪ねてきた妻は所持金と合計で499,999円になるように手切れ金を置いていき、間もなく宿の期限が切れると住居不定者を根拠に(住民登録は元の住居だが、DV指定者は60日間対象家族に接近禁止される)補導された。もちろんDV再犯防止条令違犯者として立件するための別件拘置だ。おかげで通常の逮捕~判決の倍近い期間を未決囚として過ごした。懲役三か月・執行猶予四年は有罪判決の最低限だが、司法機関のお盆休みなども重なり四か月あまり獄中に禁固されていた。懲役三か月など相殺ではないかと思うが、このように生身で国家というものと向き合うとはっきりわかる。司法は誰に対しても平等に執行されるというのは幻想でしかなく、司法はそれ自体の都合で執行される、と。
で、夏場に入獄していたのでもみじおろし納豆など朝食に出ると嬉しかった。これは実は普通の大根おろしにおろし人参を加えた偽もみじおろしなのだが。
もちろんただの大根おろしだけでも十分おいしい。大根は千切りサラダにするのもおいしいが、千切りはやや手間がかかる。大根おろしや納豆単独ももちろんおいしいが、和わせるとさらにおいしい気がする。