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94年にリリースされた、日本独自のベスト・アルバム〈BEST SELECTIN〉の翌年には本国選曲版のアリオラ・ハンザ時代のベスト・アルバム〈アセンブラージュ〉に、〈BEST SELECTION〉に収録されたライヴEPからの全4曲と初CD化となるリミックス・ヴァージョンを併せて二枚組にした拡張盤〈アセンブラージュ〉が発売される。この〈アセンブラージュ〉も好評を博したため、96年にはハンザ・アリオラ時代のシングルを、エディット、リミックスなどを含め網羅した二枚組CD「シングルズ」がリリースされる。ここまでやればもう十分ではないかと思われるのだが、またもや98年になってBMGジャパン社のベスト・アルバム・シリーズの一枚として編まれたのが〈JAPAN・ベスト〉で、これはアルバム未収録シングルを含むものの、選曲は三枚のアルバムから均等に選出された、ベスト盤らしいベスト盤になった。ロブ・ディーン(ギター)の姿をトリミングした、または脱退後の写真を使用しているのがずるい。ロブ・ディーンは四作目まで在籍していたので、アリオラ・ハンザ時代のJAPANは五人編成でなければおかしい。
〈JAPAN・ベスト〉98年
1.パレードに雨を降らせないで
2.アンコンヴェンショナル(奇しい絆)
3.表通りの愛人たち
4.トランスミッション(魅惑への招待)
*5.セカンド・ザット・エモーション(エクステンディッド・リミックス)
*6.オール・トゥモロウズ・パーティーズ(1983リミックス・バイ・スティーヴ・ナイ)
7.異邦人
8.ハロウィーン
9.郊外ベルリン
10.ラヴ・イズ・インフェクシャス(愛の伝染)
11.ディヴィエイション(若き反抗)
*12.フォール・イン・ラヴ・ウィズ・ミー(12''ヴァージョン)
13.孤独な安らぎ
14.果てしなき反抗
15.クワイエット・ライフ
*16.ヨーロピアン・サン(12''ヴァージョン)
*17.ライフ・イン・トウキョウ(12''エクステンディッド・ヴァージョン)
(*オリジナル・アルバム未収録曲・ヴァージョン)