今日の午前中は市役所に行ってきた。山越え谷越え片道徒歩約20分だが、淋しく傾斜に富んだ道のりなので感覚的には調子の良い時でもその1.5倍、調子や天候が悪ければ軽く倍にくらい遠くに感じる。今日は幸いますまずの天候(気候)と体調。本日の用事は福祉課に賃貸契約更新料の受領証提出、今月と来月分の福祉医療券申請、福祉障碍課に自立支援医療証の更新申請と障害者手帳の更新申請。医療券の発行を待って座っていると福祉課の林さんにあいさつの声をかけられ、「DVDのTシャツですね」「わかりますか」「わかりますよ」ローリング・ストーンズの『Shine A Light』Tシャツを着て行ったからだ。林さんは命の恩人で危篤寸前で救急搬送された時にお世話になり、「ストーンズ揃ってますね、リマスター前の」と妙なところで感心されたことがある。
市役所のある通りの前には市立図書館があり、図書館は病後恐怖症になって絶対立ち寄らないようにしているが(あの強制的な沈黙には耐えられない)、その隣には精製米の自動販売機が立っている。ここでお米を買うのがスーパーや米屋よりも安くつくので市役所への用事とタイミングを重ねて米の買い物も済ませるようにしている。月に消費する米は10kg弱。今はこの値段だが、昨年末は10kg入りの「ごはんが一番」が1,800円、5kg入りの「米蔵百撰」が980円にまで下がった。今年になってから「ごはんが一番」が1,980円→2,180円→2,280円と徐々に値上がり、「米蔵百撰」も1,100円→1,200円と上がって現在はこの価格だが、それでもスーパーの最安値で10kg入り2,980円といったところだからまだこの自販機の方が安い。5kgの「米蔵百撰」を2袋買うと10kgの「ごはんが一番」1袋より数10円高いが、実は品質にかなり差がある。どちらも国産複数混合米だが、「ごはんが一番」は半分が破片米といった感じで、「米蔵百撰」は破片米はせいぜい2~3割といったところか。炊いてしまえば味には大差ないが、食感はかなり違う。破片米が多いとカレーライスやチャーハン、お茶漬けや雑炊にすれば気にならないが、お椀に盛って食べると食感にバラつきを感じる。また米をとぐ時に加減を間違えるとますますお米が砕ける。「米蔵百撰」はその辺とぐにも白米飯で食べるにも問題はない。「ごはんが一番」最大の難点は保管状態の品質だろう。毎回ではないが、コメツキムシが混入していることがあるのだ。最初は米びつ代わりにしている大型タッパーの蓋の隙間から入りこんでいるのかと思った。だがそうではなく、精製米の中に最初から虫が混入しているのだ。「米蔵百撰」では虫が入りこむことが今のところ一切ないから、タッパーに問題があるのではない。少しの価格の差が破片米比率だけならまだしも虫の混入する保管状態にあるなら、数10円高くても虫がはいっていない方がいい。コメツキムシと格闘してみればわかる。採っても採ってもきりがなく出てくるし、シャープペンシルの芯の先ほどに細く小さいくせにやたら素早いし、甲虫だから爪の甲と甲で押し潰さないと退治できない(指の腹では潰れない)。というわけで、今日も最初から目的は「米蔵百撰」2袋一択で買いに行ったのだった。
ところが「米蔵百撰」をまず1袋買い、お金を追加投入してボタンを押すと売り切れの表示が出てしまった。これは困った。最初から売り切れならば破片米は今月は気にせず、虫入りリスクを覚悟で(混入していない時だってもちろんある)10kgの「ごはんが一番」を買っていただろうが、5kgの「米蔵百撰」1袋に10kgの「ごはんが一番」では食べ切るまでに風味が落ちる。どうしようかと5kg米を見ると、1,980円とか1,480円とかわざわざ安さを求めてこの自販機に買いに来た価格帯ではないものばかりだ、な、とふと見ると1,280円の5kg米があるではないか。「トランプのお米」?アメリカ産カリフォルニア米100%使用?一瞬だけひるんだがすぐに決めた。こういう得体の知れない事態を受け入れるのも貧乏人の運命というものだ。実物を取り出してみると、袋越しだが見た目では破片米の混入もなく、むしろ粒が揃っていて国産米と色艶も変わらず、これならおそらく虫の混入する保管状態の米でもないだろう。さて今米びつに残っているお米(「米蔵百撰」)を食べ切ったら、今日買ってきた「トランプのお米」と「米蔵百撰」どちらを先に開けようか。食べ較べ、となるとやはり「トランプのお米」からだろうな。5kg米は約36合に相当するから1食1合として、麺類やパン食を間に挟むとしても米飯食については36食続けて「トランプのお米」を食べるのだ。「米蔵」と「トランプ」を混合するという手もあるが、それだと何か男気がすたるような気がするではないか。
市役所のある通りの前には市立図書館があり、図書館は病後恐怖症になって絶対立ち寄らないようにしているが(あの強制的な沈黙には耐えられない)、その隣には精製米の自動販売機が立っている。ここでお米を買うのがスーパーや米屋よりも安くつくので市役所への用事とタイミングを重ねて米の買い物も済ませるようにしている。月に消費する米は10kg弱。今はこの値段だが、昨年末は10kg入りの「ごはんが一番」が1,800円、5kg入りの「米蔵百撰」が980円にまで下がった。今年になってから「ごはんが一番」が1,980円→2,180円→2,280円と徐々に値上がり、「米蔵百撰」も1,100円→1,200円と上がって現在はこの価格だが、それでもスーパーの最安値で10kg入り2,980円といったところだからまだこの自販機の方が安い。5kgの「米蔵百撰」を2袋買うと10kgの「ごはんが一番」1袋より数10円高いが、実は品質にかなり差がある。どちらも国産複数混合米だが、「ごはんが一番」は半分が破片米といった感じで、「米蔵百撰」は破片米はせいぜい2~3割といったところか。炊いてしまえば味には大差ないが、食感はかなり違う。破片米が多いとカレーライスやチャーハン、お茶漬けや雑炊にすれば気にならないが、お椀に盛って食べると食感にバラつきを感じる。また米をとぐ時に加減を間違えるとますますお米が砕ける。「米蔵百撰」はその辺とぐにも白米飯で食べるにも問題はない。「ごはんが一番」最大の難点は保管状態の品質だろう。毎回ではないが、コメツキムシが混入していることがあるのだ。最初は米びつ代わりにしている大型タッパーの蓋の隙間から入りこんでいるのかと思った。だがそうではなく、精製米の中に最初から虫が混入しているのだ。「米蔵百撰」では虫が入りこむことが今のところ一切ないから、タッパーに問題があるのではない。少しの価格の差が破片米比率だけならまだしも虫の混入する保管状態にあるなら、数10円高くても虫がはいっていない方がいい。コメツキムシと格闘してみればわかる。採っても採ってもきりがなく出てくるし、シャープペンシルの芯の先ほどに細く小さいくせにやたら素早いし、甲虫だから爪の甲と甲で押し潰さないと退治できない(指の腹では潰れない)。というわけで、今日も最初から目的は「米蔵百撰」2袋一択で買いに行ったのだった。
ところが「米蔵百撰」をまず1袋買い、お金を追加投入してボタンを押すと売り切れの表示が出てしまった。これは困った。最初から売り切れならば破片米は今月は気にせず、虫入りリスクを覚悟で(混入していない時だってもちろんある)10kgの「ごはんが一番」を買っていただろうが、5kgの「米蔵百撰」1袋に10kgの「ごはんが一番」では食べ切るまでに風味が落ちる。どうしようかと5kg米を見ると、1,980円とか1,480円とかわざわざ安さを求めてこの自販機に買いに来た価格帯ではないものばかりだ、な、とふと見ると1,280円の5kg米があるではないか。「トランプのお米」?アメリカ産カリフォルニア米100%使用?一瞬だけひるんだがすぐに決めた。こういう得体の知れない事態を受け入れるのも貧乏人の運命というものだ。実物を取り出してみると、袋越しだが見た目では破片米の混入もなく、むしろ粒が揃っていて国産米と色艶も変わらず、これならおそらく虫の混入する保管状態の米でもないだろう。さて今米びつに残っているお米(「米蔵百撰」)を食べ切ったら、今日買ってきた「トランプのお米」と「米蔵百撰」どちらを先に開けようか。食べ較べ、となるとやはり「トランプのお米」からだろうな。5kg米は約36合に相当するから1食1合として、麺類やパン食を間に挟むとしても米飯食については36食続けて「トランプのお米」を食べるのだ。「米蔵」と「トランプ」を混合するという手もあるが、それだと何か男気がすたるような気がするではないか。