Ornette Coleman(1930-,alto sax,trumpet,violin)。
さて、オーネットはコロンビア傘下のポートレイト・レーベルに移籍し、プライム・タイムとの、
Virgin Beauty(画像1)88
-を発表する。このアルバムのヒットで「ダンシング~」以降のプライム・タイムのハーモディロックス音楽は評価を不同にした(それ以前のオーネット評価はアトランティック時代、譲歩してもブルーノート時代までとされていた)。
2ドラムス、2ベース、2ギターにオーネットのワン・ホーンという編成も定着した。予定調和のピラミッド型構造という批判もあったが、3曲にジェリー・ガルシア(グレイトフル・デッド)参加の話題もあり、ブルースやロックのリスナー層にもアピールした。
Howard Shore:Neked Lunch(画像2)91
-はクローネンバーク監督=ウィリアム・バロウズ原作映画「裸のランチ」のサントラで、純粋にオーネットの作品ではないが、全18曲中5曲を作曲。モンクの『ミステリオーソ』も演っている。オーネットとバロウズは同時代のニューヨーカーだから、というのが起用の理由だろう。
Tone Dialing(画像3)94
-はヴァーヴ傘下、ハーモディロックス・レーベル第1弾。全16曲66分で、ヒップホップは演るわ、タブラがミャーンと鳴るわで、さすがにここまで好き放題だとジャズとは異なる評価軸から聴かねばなるまい。
さて、時代を遡って、オーネット不参加の関連作品をみてみよう。
John Coltrane & Don Cherry(画像4)60.6.28&7.8
-はオーネット・カルテットからオーネットの替わりにコルトレーンが参加したアルバムで、2曲のベースをヘイデンが弾いたがコルトレーンとの音楽的相性が悪く、パーシー・ヒース(MJQ)に交替したが64年まで未発表になった。トレーンはオーネットのようには吹けなかった。
Steve Lacy With Don Cherry(画像5)61.11.1
-はベース以外はオーネットのメンバーだが、素晴らしいエリントン&モンク曲集になった。レイシーの浮遊感のあるソプラノサックスはオーネットとは異なる可能性を示していた。
さて、オーネットはコロンビア傘下のポートレイト・レーベルに移籍し、プライム・タイムとの、
Virgin Beauty(画像1)88
-を発表する。このアルバムのヒットで「ダンシング~」以降のプライム・タイムのハーモディロックス音楽は評価を不同にした(それ以前のオーネット評価はアトランティック時代、譲歩してもブルーノート時代までとされていた)。
2ドラムス、2ベース、2ギターにオーネットのワン・ホーンという編成も定着した。予定調和のピラミッド型構造という批判もあったが、3曲にジェリー・ガルシア(グレイトフル・デッド)参加の話題もあり、ブルースやロックのリスナー層にもアピールした。
Howard Shore:Neked Lunch(画像2)91
-はクローネンバーク監督=ウィリアム・バロウズ原作映画「裸のランチ」のサントラで、純粋にオーネットの作品ではないが、全18曲中5曲を作曲。モンクの『ミステリオーソ』も演っている。オーネットとバロウズは同時代のニューヨーカーだから、というのが起用の理由だろう。
Tone Dialing(画像3)94
-はヴァーヴ傘下、ハーモディロックス・レーベル第1弾。全16曲66分で、ヒップホップは演るわ、タブラがミャーンと鳴るわで、さすがにここまで好き放題だとジャズとは異なる評価軸から聴かねばなるまい。
さて、時代を遡って、オーネット不参加の関連作品をみてみよう。
John Coltrane & Don Cherry(画像4)60.6.28&7.8
-はオーネット・カルテットからオーネットの替わりにコルトレーンが参加したアルバムで、2曲のベースをヘイデンが弾いたがコルトレーンとの音楽的相性が悪く、パーシー・ヒース(MJQ)に交替したが64年まで未発表になった。トレーンはオーネットのようには吹けなかった。
Steve Lacy With Don Cherry(画像5)61.11.1
-はベース以外はオーネットのメンバーだが、素晴らしいエリントン&モンク曲集になった。レイシーの浮遊感のあるソプラノサックスはオーネットとは異なる可能性を示していた。