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J.J.ジョンソン&カイ・ワイディング・クインテット J.J. Johnson & Kai Winding Quintet - Lament (Savoy, 1954)

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J.J.ジョンソン&カイ・ワイディング・クインテット J.J. Johnson & Kai Winding Quintet - Lament (J.J. Johnson) (from the album "Jay & Kai", Savoy, 1954) : https://youtu.be/u5NYI-BYUn0 - 4:16
Recorded at Hackensack, New Jersey, August 24, 1954
Originally Released by Savoy Records MG-15038 (10inch LP) "Jay & Kai", 1954
Re-Released by Savoy Records MG-12010 (12inch LP) "Jay & Kai", 1955
[ Personnel ]
J.J. Johnson - trombone
Kai Winding - trombone
Billy Bauar - guitar
Charles Mingus - bass
Kenny Clarke - drums

 1954年8月の2セッションから選ばれた6曲入り10インチLP『Jay & Kai』に未発表曲と'47年と'53年の既発表曲を足した同名の12曲入り12インチLPのどちらにも収録されているJ.J. ジョンソン(1924-2001)のオリジナル曲で、発表即ジャズマン・スタンダード化した名曲(マイルス・デイヴィスの『Miles Ahead』'57のヴァージョンが特にスタンダード化に貢献)。白人奏者のカイ・ワインディング(1922-1983)との2トロンボーン・コンビで人気を博し、'60年代にはJ.J.、カイ両者とも映画音楽家として活躍。J.J.自身は熱烈な黒人至上主義者で頑固一徹のジャズマンだったが、癌を患い闘病の苦痛に耐えかねて壮絶な頸動脈切断自殺を遂げた報を聞いた時にはショックだった。名バラード(ピアノレスで、レニー・トリスターノ門下生ビリー・バウワーのギターも素晴らしい)なのでマイルス、チェット・ベイカーなどカヴァーはほとんどオリジナルに忠実なバラード演奏だが、新人ピアニストのアンドリュー・ヒルを迎えたカルテットでマルチ管楽器同時演奏奏者ローランド・カーク(1935-1977)がスウィンギーなアレンジで吹いたヴァージョンも素晴らしい。

イメージ 2

Roland Kirk - Lament (from the album "Donino" Mercury, 1962) : https://youtu.be/OWjOIgbWQeo - 3:44

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