Recorded at Olympic Studios, London in 5 March 1967 and at De Lane Lea, London in 29 April - 1 May 1967
Released by Epic Records Epic (LN 24313/BN 26313), 10 July or 24 July 1967
Produced by Mickie Most
(Side one)
1. Little Games (Harold Spiro, Phil Wainman) - 2:25
2. Smile on Me (Chris Dreja, Jim McCarty, Jimmy Page, Keith Relf) - 3:16
3. White Summer (Page) - 3:56
4. Tinker, Tailor, Soldier, Sailor (Page, McCarty) - 2:49
5. Glimpses (Dreja, McCarty, Page, Relf) - 4:24
(Side two)
1. Drinking Muddy Water (Dreja, McCarty, Page, Relf) - 2:53
2. No Excess Baggage (Roger Atkins, Carl D'Errico) - 2:32
3. Stealing Stealing (Gus Cannon) - 2:42
4. Only the Black Rose (Relf) - 2:52
5. Little Soldier Boy (McCarty, Page, Relf) - 2:39
[ The Yardbirds ]
Keith Relf - vocals, harmonica, percussion
Jimmy Page - guitars
Chris Dreja - bass guitar, backing vocals
Jim McCarty - drums, percussion, backing vocals
(Additional personnel)
Bobby Gregg or Dougie Wright - drums on "Little Games"
John Paul Jones - bass, cello and oboe arrangement on "Little Games"
Chris Karan - tabla on "White Summer"
Ian Stewart - piano on "Drinking Muddy Water"
Unidentified - oboe on "White Summer"
ヤードバーズのスタジオ・アルバムとしては2作目、通算3作目になった本作『Little Games』はイギリス本国では1985年まで発売されず、アメリカ原盤で当初アメリカとヨーロッパの数国で発売されたきりでした。ヤードバーズは'60年代のイギリスのビート・グループでも特異な位置にいたバンドで、ライヴ収録によるファースト・アルバム『Five Live Yardbirds』1964.12はエリック・クラプトンのデビュー・アルバムでもあり、初のスタジオ録音によるセカンド・アルバム『Yardbirds (Roger the Engineer)』1967.7はクラプトンの後任ギタリスト、ジェフ・ベックのデビュー・アルバムで、さらに本作『Little Games』はベックの後任で参加したジミー・ペイジ(セッション・ミュージシャン出身)のバンド・ギタリストとしてのデビュー・アルバムになったのです。つまりクラプトン時代、ベック時代、ペイジ時代にそれぞれ1枚ずつアルバムを残しているわけですがそれだけとも言えるわけで、クラプトン時代にはアルバム未収録シングル3枚、ベック時代にはアルバム未収録シングル5枚(イタリア発売限定シングル含む)ないし4枚、ベックとペイジの両者同時在籍時にアルバム未収録シングル1枚、ペイジ時代にアルバム未収録シングル3枚、とアルバム・アーティストとしてもシングル・アーティストとしても中途半端な販売戦略が裏目に出たバンドでした。たとえばキンクスはアルバム・アーティストとしての面が強く、ホリーズはシングル・アーティストとして強く、ビートルズとストーンズはアルバムもシングルも強く、次いでアニマルズはアルバムとシングル両面で強く、プリティ・シングスやザ・フーはヤードバーズと似てアルバムは寡作でしたがザ・フーのヒット実績は大きく、プリティ・シングスはヤードバーズより地味でしたがしぶとく長い活動を続けました。
ジミー・ペイジ(1944-)は実はエリック・クラプトン(1945-)の脱退時にすでに第一候補に上げられてヤードバーズ加入を勧誘されていたのですが、フリーランスのセッション・ミュージシャンとしての収入が高かったために給料制のヤードバーズ加入に難色を示し、交流のあったセミ・プロ・バンド、トライデンツのジェフ・ベック(1944-)を推薦したのです。ベックはセッションマンなど向かない頑固な性格の上に貧乏で、最新のスーツで揃えたヤードバーズに混じるとホームレスのようだったといいます。しかしベックのギターの革新性は音楽面でヤードバーズを当時のブリティッシュ・ロックの最前線に押し上げました。シングル5枚を経てアルバム『Yardbirds (Roger the Engineer)』制作時にはすでにベックは独立して自分のバンドを持つ計画を周囲の勧めやベック本人の意欲から固め、ベック脱退の契約満了前に引き継ぎのためまたもやペイジが勧誘されます。またヤードバーズの音楽的リーダーだったベースのポール・サミュエル=スミスは『Yardbirds (Roger the Engineer)』完成後にプロデューサー専業に転向するため脱退していました。セッションマンよりバンド・ギタリストの時代が来たと判断したペイジは加入を承諾しますが、ヤードバーズにはクリス・ドレヤというサイド・ギタリストがいたため当初ペイジはサミュエル=スミスの後任ベーシストとして加入したのです。ですがドレヤとペイジの立場はすぐに逆転し、ドレヤがベースに回ってベックとペイジの2リード・ギター体制がベック脱退のほんのわずかな間だけ続きます。映画『Blow Up』(ヤードバーズも出演)のサントラに提供した「Stroll On」(「Train Kept a Rollin'」の改作)、シングル「Happenings Ten Years Ago c/w Psyco Daisies」がベック&ペイジの2ギター時代の全録音です。そしてベック脱退後ヤードバーズはメンバーを補充せずペイジの1ギター・バンドになりました。
(Original Epic Records "Little Games" LP Liner Cover & Side 1 Label)
●3/1967 Little Games / Puzzles : https://youtu.be/NxgD20QSu_8
US Epic (5-10156) #51
●7/1967 Ha Ha Said The Clown : https://youtu.be/EDboa3NH6JA / Tinker Tailor Soldier Sailor : https://youtu.be/Ua6PAhihtAA
US Epic (5-10204) #45
●10/1967 Ten Little Indians : https://youtu.be/dyqkeMlcGFE / Drinking Muddy Water
US Epic (5-10248) #96
●3/1968 Goodnight Sweet Josephine : https://youtu.be/0vkp57lJ2zE c/w Think About It : https://youtu.be/UseyCdGNfaY
US Epic (5-10303) #127