School Food Punishment - Prog-Roid (Epic, 2011) : http://www.youtube.com/playlist?list=PLLqSiyDwUx1qTwNozgAzFZhfMWvLLEHj2 (expect 6.)
Released by Epic Records ESCL 3707-8, July 13, 2011
Produced and Arranged by 江口亮
(全曲 作詞 : 内村友美、江口亮 作曲 : School Food Punishment、江口亮 編曲 : 江口亮 ※9を除く)
1. free quiet - 3:15
2. RPG - 4:04
3. in bloom - 3:20
4. ウツロウ、サンガツ - 4:41
5. ≠ - 3:46
6. are - 3:27 *not included
7. Ura Omote - 4:27
8. ハレーション - 4:46
9. flashback trip syndrome (作詞 : 内村友美 作曲 : School Food Punishment 編曲 : 江口亮、岸利至) - 3:48
10. 光 - 5:05
11. Y/N - 3:34
[ School Food Punishment ]
内村友美 - vocal
蓮尾理之 - synthesizer
山崎英明 - bass
比田井修 - drums
このバンドが残したアルバムは2007年から2011年の間に5作があり、今回で5回目、つまり全5作の紹介はこのラスト・アルバムで最後になる。活動中は小さくない注目を集め、高い評価と熱心なファン層があったのに、解散後のメンバーの活動は単に伝わってこないだけか、あまり話題に上らない。このアルバムからの先行シングル「RPG」からバンドはセカンドフェイズを標榜、それまでの小文字表記のバンド名の頭文字を大文字に改めた。だからschool food punishmentならぬSchool Food Punishment名義のリリースとしては、これが唯一で、かつ最後のアルバムになる。
先行シングル(全曲タイアップ)6曲を含む前作のメジャー・レーベル第1作はジャケット、収録曲ともやや過剰なくらいカラフルな仕上がりだった。今回はグッと渋くなっているとも、逆に表現がストレートになっている印象も受ける。インディーズ時代の3作からだとメジャーからの第2作であるため唐突ではないが、インディーズ時代のロック的なエッジ感が大幅に後退し、良く言ってClariSみたいに肉声で「ボカロ」系J-POPをやっているようなムードに近づいている。それが音楽的訴求力に有効に結びついていればロック離れをマイナスとするには及ばないのだが、前作で取れていたバランスと較べてどうだろうか。再度リンクを引く。
school food punishment - amp reflection (Epic, 2010) Full Album : https://www.youtube.com/playlist?list=PLXml8s90Kc69-PdnwtQgDsRoa7Oi9R8vV
Released by Epic Records ESCL 3414-6, April 14, 2010
アルバム『Prog-Roid』の後、バンドは新曲「How To Go」をセット・リストに組み込んだ全国7公演のツアーを行う。『amp-reflection』発売後の全国ツアーが8公演だからライヴ活動が活発なバンドだったとは言えない。また、前作『amp-reflection』にも増して『Prog-Roid』はプロデューサー江口亮の意向が強く出たアルバムだった。リード・ヴォーカルの内村友美は元々ギター弾き語りのシンガー・ソングライター指向があり、前作まではギタリストを加えず内村友美自身がギターを弾いていたが、アルバム『Prog-Roid』と続くツアーではヴォーカルに専念している。ギターが主導するアレンジの曲がないとはいえ、ヴォーカリストを含むバンドというよりは専属バンドを従えた女性シンガー・ソングライターのようなステージになっている。すでにスタイルは内村友美の現在のバンド「la la larks」に近い。
School Food Punishment - How to go / light prayer / in bloom (Live, October 22, 2011) : http://youtu.be/AvbeUdr9Nfs
School Food Punishmentは2011年12月にアルバム未収録の新曲マキシシングル(3曲入り)『How To Go』を発表し、それから3か月後の2012年2月には活動休止を発表するのだが、6月には内村友美の脱退によって解散してしまう。セカンドフェイズを宣言したのが2011年3月、シングル「RPG」が続く5月でアルバム『Prog-Roid』が7月だから、セカンドフェイズは実質1年にも満たなかったことになる。マキシシングル『How To Go』は『Prog-Roid』よりもさらに明快な作風になっており、インディーズ時代からの一貫性はあるが停滞も感じさせる。ただ、これを新たな出発点とする意図がセカンドフェイズ宣言にはあったはずで、中途にして頓挫した感は否めない。YMO「君に、胸キュン」のカヴァーはアニメ『まりあ+ほりっく』のEDほど成功していないにせよ、トータル3曲でなかなかのマキシシングルになっている分、さらにこの次が見たかったとも思わせる。
School Food Punishment - How To Go (Epic, 2011) Full EP
Released by Epic Records, December 7, 2011
tk.1. How To Go (作詞・内村友美,江口亮、作曲・School Food Punishment,江口亮) : https://youtu.be/nKnAdE_gtO0 - 3:41
tk.2. 帰る (作詞・内村友美、作曲・School Food Punishment) : https://youtu.be/DvVyl6wR7TI - 4:34
tk.3. 君に、胸キュン (作詞・松本隆、作曲・細野晴臣,坂本龍一,高橋幸宏) : https://youtu.be/tbXVPfPYa1I - 5:17
Released by Epic Records ESCL 3707-8, July 13, 2011
Produced and Arranged by 江口亮
(全曲 作詞 : 内村友美、江口亮 作曲 : School Food Punishment、江口亮 編曲 : 江口亮 ※9を除く)
1. free quiet - 3:15
2. RPG - 4:04
3. in bloom - 3:20
4. ウツロウ、サンガツ - 4:41
5. ≠ - 3:46
6. are - 3:27 *not included
7. Ura Omote - 4:27
8. ハレーション - 4:46
9. flashback trip syndrome (作詞 : 内村友美 作曲 : School Food Punishment 編曲 : 江口亮、岸利至) - 3:48
10. 光 - 5:05
11. Y/N - 3:34
[ School Food Punishment ]
内村友美 - vocal
蓮尾理之 - synthesizer
山崎英明 - bass
比田井修 - drums
このバンドが残したアルバムは2007年から2011年の間に5作があり、今回で5回目、つまり全5作の紹介はこのラスト・アルバムで最後になる。活動中は小さくない注目を集め、高い評価と熱心なファン層があったのに、解散後のメンバーの活動は単に伝わってこないだけか、あまり話題に上らない。このアルバムからの先行シングル「RPG」からバンドはセカンドフェイズを標榜、それまでの小文字表記のバンド名の頭文字を大文字に改めた。だからschool food punishmentならぬSchool Food Punishment名義のリリースとしては、これが唯一で、かつ最後のアルバムになる。
先行シングル(全曲タイアップ)6曲を含む前作のメジャー・レーベル第1作はジャケット、収録曲ともやや過剰なくらいカラフルな仕上がりだった。今回はグッと渋くなっているとも、逆に表現がストレートになっている印象も受ける。インディーズ時代の3作からだとメジャーからの第2作であるため唐突ではないが、インディーズ時代のロック的なエッジ感が大幅に後退し、良く言ってClariSみたいに肉声で「ボカロ」系J-POPをやっているようなムードに近づいている。それが音楽的訴求力に有効に結びついていればロック離れをマイナスとするには及ばないのだが、前作で取れていたバランスと較べてどうだろうか。再度リンクを引く。
school food punishment - amp reflection (Epic, 2010) Full Album : https://www.youtube.com/playlist?list=PLXml8s90Kc69-PdnwtQgDsRoa7Oi9R8vV
Released by Epic Records ESCL 3414-6, April 14, 2010
アルバム『Prog-Roid』の後、バンドは新曲「How To Go」をセット・リストに組み込んだ全国7公演のツアーを行う。『amp-reflection』発売後の全国ツアーが8公演だからライヴ活動が活発なバンドだったとは言えない。また、前作『amp-reflection』にも増して『Prog-Roid』はプロデューサー江口亮の意向が強く出たアルバムだった。リード・ヴォーカルの内村友美は元々ギター弾き語りのシンガー・ソングライター指向があり、前作まではギタリストを加えず内村友美自身がギターを弾いていたが、アルバム『Prog-Roid』と続くツアーではヴォーカルに専念している。ギターが主導するアレンジの曲がないとはいえ、ヴォーカリストを含むバンドというよりは専属バンドを従えた女性シンガー・ソングライターのようなステージになっている。すでにスタイルは内村友美の現在のバンド「la la larks」に近い。
School Food Punishment - How to go / light prayer / in bloom (Live, October 22, 2011) : http://youtu.be/AvbeUdr9Nfs
School Food Punishmentは2011年12月にアルバム未収録の新曲マキシシングル(3曲入り)『How To Go』を発表し、それから3か月後の2012年2月には活動休止を発表するのだが、6月には内村友美の脱退によって解散してしまう。セカンドフェイズを宣言したのが2011年3月、シングル「RPG」が続く5月でアルバム『Prog-Roid』が7月だから、セカンドフェイズは実質1年にも満たなかったことになる。マキシシングル『How To Go』は『Prog-Roid』よりもさらに明快な作風になっており、インディーズ時代からの一貫性はあるが停滞も感じさせる。ただ、これを新たな出発点とする意図がセカンドフェイズ宣言にはあったはずで、中途にして頓挫した感は否めない。YMO「君に、胸キュン」のカヴァーはアニメ『まりあ+ほりっく』のEDほど成功していないにせよ、トータル3曲でなかなかのマキシシングルになっている分、さらにこの次が見たかったとも思わせる。
School Food Punishment - How To Go (Epic, 2011) Full EP
Released by Epic Records, December 7, 2011
tk.1. How To Go (作詞・内村友美,江口亮、作曲・School Food Punishment,江口亮) : https://youtu.be/nKnAdE_gtO0 - 3:41
tk.2. 帰る (作詞・内村友美、作曲・School Food Punishment) : https://youtu.be/DvVyl6wR7TI - 4:34
tk.3. 君に、胸キュン (作詞・松本隆、作曲・細野晴臣,坂本龍一,高橋幸宏) : https://youtu.be/tbXVPfPYa1I - 5:17